「誰に届けたいか」を考える授業 Web広告代理店が小学校で再確認した広告の価値

地域密着のWeb広告代理店であるSweetLeap株式会社は、2026年1月、北摂(ほくせつ)地域にある豊島北小学校(大阪府豊中市)にて、全校生徒480名を対象とした職業体験授業を実施しました。

広告を「売るための技術」ではなく、「相手の気持ちを想像し、言葉を選ぶ仕事」として伝えることを目的とした取り組みです。

次の世代への問いかけ

同社はこれまで、北摂地域の中小企業を中心に、Web広告や口コミ施策などのPR支援を行ってきました。そのなかで代表取締役の石谷太志氏は、広告という仕事を次の世代にどう伝えるべきかを考え続けてきたといいます。

今回の授業では、専門用語を使わず、子どもたちが自分の経験に重ねて考えられるよう、身近な題材を用いたワークを実施しました。

ワークに表れた想像力

授業内で行われたのは「(   )カレー」という空欄に、もっとも魅力的だと思う言葉を入れるワークです。「一流シェフが作ったカレー」「栄養たっぷりなカレー」など、子どもたちはそれぞれ、誰かを思い浮かべながら言葉を選んでいました。

そのなかでも、石谷氏の心に強く残ったのが「お父さん、お母さんにたべてほしい少し甘い感じなカレー」という1文でした。理由をたずねると、「いつも疲れて帰ってくる両親のために、少し甘いカレーを作ってあげたい」と答えたそうです。

誰に食べてもらいたいのか、その人はいまどんな気持ちなのか。相手の1日まで想像したその言葉に、広告の本質が凝縮されていました。

教育現場で再確認したものは……?

SweetLeap株式会社は今後、地域中小企業のPR支援においても、顧客やその先にいる生活者の気持ちを起点としたストーリーテリングを強化し、広告の本質にあらためて立ち戻る方針を示しました。

地域の教育現場との接点を通じて、自社の価値観をあらためて言語化し、広告会社としての姿勢を見つめ直した今回の取り組み。この経験を通じて石谷氏は、広告の出発点は手法や数値ではなく、「相手の気持ちを想像すること」だととらえなおしたそうです。また、広告の原点に立ち戻るこの経験は、同社にとってブランディングの方向性を再確認する機会となったことでしょう。

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