他人ごとではなく自分ごとにーー「ひきこもりVOICE STATIONフェス」

ひきこもりへの社会的理解を広げることを目的に、パルシステム生活協同組合連合会が企画委員を務める厚生労働省の広報事業「ひきこもりVOICE STATION」。その集大成となるイベント「ひきこもりVOICE STATIONフェス」が2026年1月24日(土)、渋谷ストリームホール(東京都渋谷区)で開催されます。

本フェスは、ひきこもり当事者や経験者の声を社会に届けると同時に、当事者ではない人にも「自分ごと」として考えるきっかけを提供するもの。

内閣府が行った調査では、ひきこもり状態に陥っているという人は、全国に推計146万人いることを示しています。こうした実態をふまえて、誰にでも、どの家族にもひきこもり状態が起こりうるという視点から企画されました。

経験者の声を軸にした上映とトーク

イベントのファシリテーターには、演出家の宮本亞門さんが登壇。また、声優・佐倉綾音さんが「ひきこもごも俳句」を朗読しますが、宮本さんはひきこもり、佐倉さんは不登校という当事者経験があるといいます。登壇者として当事者の生きづらさや想いを共有できることを企図しての起用だととらえられます。

当日、ダイジェスト版が上映されるショートドラマ『こもリアル』は、ひきこもり当事者の家族を描いた8本からなる動画シリーズ。俳優の国仲涼子さん、田中要次さんらが出演しました。

これらのショートドラマや朗読作品などは「ひきこもりVOICE STATION」公式YouTubeチャンネルでも公開されています。

全国キャラバンの成果を地域につなぐ

イベントでは、神奈川・高知・秋田・新潟・奈良・大分の6都市で実施した「ひきこもりVOICE STATION全国キャラバン」の成果も共有されます。各地で生まれた地域アクションのアイデアを振り返り、地域資源を生かした誰もが活躍できる地域づくりについて考える時間が設けられています。

アフターセッションでは、自由参加の交流の場「ひきこもりボイスパーク」を実施。参加者同士が感想や思いを伝え合い、出演者や制作関係者と交流できる場です。

当事者の声を起点に、対話と共感を生み出す本取り組みは、ひきこもりを「特別な問題」として切り離すのではなく、社会全体で考えるきっかけを与えるCSR事例といえます。

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