LINEでクーポン発行「働く人のミカタ自販機」で社内コミュニケーションを円滑に
アサヒ飲料株式会社は、自販機の新サービス「働く人のミカタ自販機」を2026年1月1日(木)から展開します。「働く人のミカタ自販機」は、LINEを通じて社員へ飲料を手軽に配布できる法人向けサービスです。
利用者が新入社員や異動者などの対象者から聞いたキーワードを導入企業専用LINEへ入力すると、QRコードとしてクーポンが発行されます。それを自販機のキャッシュレス決済端末にかざすと、飲料を無料(飲料代金は導入企業負担)で受け取ることができます。社員がそれぞれのキーワードを交換する仕組みを通じて社員同士における会話のきっかけを創出し、企業内のコミュニケーション促進を図ろうというものです。

1人当たりが交換できる期間や回数などの条件も設定できます。夏場の熱中症対策や訪問者の応対接客、社内イベントやアンケートの参加謝礼など、さまざまなシーンで企業側がクーポンを配布可能です。
実際に「働く人のミカタ自販機」を活用して、新入社員向けキーワードキャンペーンを実施したところ、新入社員の88%が声をかけられ、約9割の新入社員との会話創出につながったといいます。(2025年1-2月 アサヒ飲料社内PoC結果、N=17)
また、利用者からは、「何気ない会話をするきっかけになった。同じ趣味であることが分かり、仲良くなれた」「これまで話したことのない他部署の先輩から声をかけてもらい、相談のきっかけになった」といった声も寄せられました。

「働く人のミカタ自販機」の紹介動画では、新入社員を見かけた先輩社員がキーワードを教えてというきっかけから、スムーズなコミュニケーションを開始する様子、周囲でも自然と会話が広がっていく場面が描かれています。
「100年のワクワクと笑顔を。」を、社会との約束として掲げている、アサヒ飲料。新規サービスの展開には、人と社会のウェルビーイングの実現に貢献したいという想いが込められています。
自販機の利用促進サービスとして、ポイントがつく、無料の交換サービスがある、などドリンクをお得に買えるアプリは各社が独自に展開しています。それぞれの特徴や使いやすさ、飲みたいブランド商品の有無などの条件で、生活者もうまく使い分けしていることでしょう。
そんななか、アサヒ飲料の自販機アプリTenTenは2024年11月30日(土)にサービスを終了しました。今回の新サービス「働く人のミカタ自販機」は、LINEという外部サービスを活用して、既存の決済方法として備わっているQRコードを読み込ませることで実現しています。
社内コミュニケーションだけでなく、さまざまなシーンでの活用を可能にしているところもポイント。新たなアプローチによる活用提案で需要を掘り起こすマーケティング施策です。
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