“野生の口コミ”をCMソングに、UGCを活用した各種PRを展開「クラプロックス」
スイス発のプレミアムオーラルケアブランド「クラプロックス」が、歯ブラシ「CS5460」のPR施策として、広告コピーを一切使わず、インターネット上の口コミをコンセプトにしたCM「野生の口コミでできた歌」を公開しました。
このCMでは、X、@cosme、Threadsに投稿された計12人のユーザー投稿を歌詞に採用。ブランド発祥国スイスの民謡「ヨーデル」をベースに制作したCMソングが耳に残ります。UGC(ユーザー生成コンテンツ)をそのまま広告表現に転換することで、生活者のリアルな言葉から、その品質を訴求します。

ブランドや企業のメッセージを極力排し、生活者の声を用いて製品の魅力を伝え、「広告らしさ」を脱却する試みは、広告コピーが届きにくい時代ならではのアイデアです。
さらに、オンラインで語られる“野生の口コミ”が本当に正しいのかを検証する体験型ポップアップイベント「みがいて暴こう!“クラプロックス”SPOT」を、2025年11月14日(金)から16日(日)の3日間、東京・原宿のWITH HARAJUKU SPACE B1で開催しました。

イベントでは、口コミをイラスト化した「デキすぎている口コミ展」や、購入者限定の「クラプロブラッシングくじ」、商品説明スタッフが“野生の口コミ”だけで製品を紹介するチャレンジ企画などを展開。さらに、歯科衛生士による正しい歯みがき指導も体験でき、商品理解を深めるリアル接点を設けました。

このキャンペーンでは、UGCをそのまま広告表現にしたことで「広告らしさ」を排しました。同時に、スイス民謡「ヨーデル」を取り入れ、ブランドの出自を自然に紹介。口コミ活用とともに、“ブランドらしさ”を演出しました。

また、ポップアップイベントのテーマにあたる「口コミの真偽を検証する」というアクションには、生活者と視線を交わそうというブランドの意思が感じられます。体験を通じてブランド価値を実感させると同時に、施策のコアを担うUGCという現象をリアルイベントにおいても活用しました。
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