江戸時代に架空の百貨店が出現!? 三越伊勢丹グループのクリスマスキャンペーン
株式会社三越伊勢丹では、2025年11月5日(水)から全国でクリスマスキャンペーンをスタート。「ふしぎのふゆげしき」をテーマにしたオリジナルビジュアルを展開しました。

ビジュアルクリエイティブは、日本画の技法を基に現代的な要素と昔ながらの和風のテイストを融合させた、浮世絵や鳥瞰図のようなイラストレーションで知られるアーティスト・武藤文昭さんの描き下ろし。江戸時代に現代の百貨店が現れたという架空の世界を、独特のタッチで表現しています。
メインビジュアルでは、日本画のように着物を着た人物たちがクリスマスの百貨店で買い物や食事を楽しむ様子が描かれています。駕籠のような車で店に到着する客や、巨大な松の盆栽でできたクリスマスツリー、オーナメントの代わりに提灯や赤い足袋で施された飾り付けなど、現代と江戸時代が見事に融合し、細部まで見回したくなるデザインです。馬にまたがり隈取を施した歌舞伎役者のようなサンタクロースも登場し、表情や構図などに反映された日本画の技法にも注目です。

クリスマスキャンペーンの期間には、「ふしぎのふゆげしき」をあしらったオリジナルラッピングも登場します。日本の伝統技法をヒントに、モミの木やキャンドル、雪といったクリスマスモチーフを表現したデザインや、メインビジュアルに登場するキャラクターが散りばめられたペーパーバッグなど、思わずプレゼントを贈りたくなってしまうデザイン。もらった人ともコミュニケーションが生まれそうな、限定のオリジナルラッピングとなっています。

特設サイトには各店舗ごとの異なるビジュアルも展開され、キャンペーンをより一層盛り上げます。日本の歴史とクリスマスムードを見事に融合させ、老舗百貨店らしい遊び心で、クリスマスを新しい解釈で表現したブランディング施策です。
その他のブランディング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=27
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/
記事をブックマークする
記事をブックマーク済み
1