横浜F・マリノスの降格危機を救え──サポーター有志がクラファンで動画広告を掲出

明治安田J1リーグで苦戦が続く横浜F・マリノスを支えようと、サポーター有志が立ち上がりました。2025年7月から8月にかけて実施されたクラウドファンディング「J1残留!横浜F・マリノス 全力応援クラファン #WeAreOriginal10」が、支援金額864,000円を達成。集まった資金は、新横浜駅ビル「キュービックプラザ新横浜」2階の大型ビジョンに掲出する動画広告の製作費と掲出費に充てられました。

降格危機のクラブをホームタウンから後押し

2025年シーズン、横浜F・マリノスはリーグ下位に低迷し、J2降格の危機に直面。Jリーグ創設以来、一度も降格していないクラブは鹿島アントラーズとマリノスの2チームのみであり、その伝統を守りたいという強い思いがサポーターの行動を後押ししました。

プロジェクトはスポーツ専門クラウドファンディング「スポチュニティ」を通じて実施され、SNSを通じて多くのファンが賛同しました。横浜マリノス株式会社の経営企画担当もX(旧Twitter)でこの取り組みを紹介し、ファンの熱意に感謝を表しています。クラブ公式ではなく、あくまで有志による自主的な活動である点も注目を集める一因となっているようです。

“トリコロール”に込めた願いと誇り

2025年10月18日(土)から11月30日(日)まで掲出される広告のデザインは、イラストレーターの青木謙吾氏が担当。マリノスの象徴である赤・白・青のトリコロールを基調に、海や港、カモメといったモチーフを組み合わせ、12羽のカモメが高く舞う姿に共に戦うチームとサポーターの絆を重ねています。

Lofi調の映像が駅構内に柔らかな熱を灯し、見る人にクラブの存在感をアピール。掲出場所は日産スタジアム最寄りの新横浜駅で、試合観戦客や通勤客など多くの人々の目に触れるロケーションです。

「わたしたち飛べるよいっしょに」「ALWAYS TOGETHER」という言葉でクラブを鼓舞し、サポーターの団結力を高めるだけでなく、地域住民にもチームの応援を促すきっかけにもなりそうな動画広告。チームとしての矜持を守るべく、サポーターが熱意を込めて多くの関心と応援を呼びかけています。

その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る