メナード化粧品、タレントを起用せず企業CMで“まごころ”を伝える
創業65周年を迎えたメナード化粧品が、企業CMシリーズ「1人ひとりの美しさのために」を制作。松坂慶子や竹内涼真を起用した薬用ビューネ、深田恭子起用のメナードフェイシャルサロンのTV CMが印象的ですが、社員が出演する企業CMを、2025年9月1日(月)から3篇オンエアしています。

このシリーズは「品質」篇、「研究」篇、「ビューティアドバイザー」篇の3本で構成。なかでも「品質」篇と「研究」篇では、実際に働く社員が出演し、自社工場や研究所で撮影を行うことで、リアルな現場の空気感を写し取りました。
同社が長年こだわってきた「研究力」「品質」「安心・安全」といった価値を伝えるべく、CM制作チームが取材や見学から見出した“メナードらしさ”を客観的なファクトとともに伝える内容です。

制作の背景には、同社が独自に行ったイメージ調査の結果があるといいます。「高級感」「歴史がある」といった項目は高評価だった一方、「研究力がある」「品質・機能に優れている」といった点は十分に認知されていないことが判明。そこで、これまでの企業活動の本質を改めて伝えるべく、CMという手法を選択しました。
また、メナード化粧品は約63,500人のビューティアドバイザーを通じて、対面販売を行っている企業です。今回のCMはTVでの放映に加え、営業ツールとしても活用される予定で、販売現場での顧客理解を深める役割を担います。

映像トーンは明るく、音楽も「メナードらしさ」を追求。社員の温かさや企業理念「美しさにまごころこめて」が自然と伝わるよう、細部までこだわり抜かれています。企業イメージの変革は一朝一夕ではありません。今回のCMはその第1歩として、今後の中長期的なブランディング施策の起点となることを目指しているそうです。
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