阪急電鉄が新広告にくるりを起用 電車や沿線の思い出を伝える「走る阪急写真館」

阪急電鉄株式会社は、阪急電車や阪急沿線にまつわる思い出を表現した広告プロモーション「走る阪急写真館」を、2025年9月22日(月)から駅や電車内の広告で展開しました。コンセプトムービーやポスタービジュアルを制作し、特設サイトでも公開しています。

今回の広告プロモーションは、「阪急は今日も走る。きっと思い出になる日を乗せて。」をテーマに、乗客が仮想のイベント列車に乗って、阪急電車の座席や移動のひとときにまつわる思い出を語り、車窓風景を背景に記念撮影をしていくというストーリー。コンセプトムービーには、阪急電車ともかかわりが深いというロックバンド・くるりが書き下ろした新曲「3323」を採用しました。

列車に乗り込む夫婦や友人同士、親子などさまざまな乗客が、阪急電車や阪急沿線にまつわる思い出を語っていくなかで、当時の気持ちや本音を自然と口にする姿も描かれています。YouTubeのコメント欄には、「阪急さんには乗った事ないのですが心を揺さぶられました」「なみだちょちょぎれました 色んな思い出と一緒にいたくるりも阪急電鉄も大好きです」といった感動の声が寄せられています。

ポスタービジュアルでは、乗客の思い出エピソードをコピーと車窓風景で紹介。また、特設サイトではこれらムービーやポスターの公開に加え、くるりが楽曲「3323」に込めた想いや、Xに投稿された乗客の阪急電車にまつわるエピソードを紹介します。

開業から100年以上の歴史を持つ阪急電鉄が、「人々の記憶に寄り添う存在」としてのブランド価値を再確認させるプロモーション。鉄道を単なる移動手段としてではなく、人生の節目や日常の大切な時間を運ぶ“思い出の舞台”として位置づけ、阪急電車に親しみや愛着をもたらしています。さらに、京都出身のバンド・くるりを起用することで、沿線地域との結びつきを高め、生活者に一層の親近感を生み出すブランディング事例となっています。

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