子どもの野菜嫌いをユーモラスに解決! 味の素×ヨシタケシンスケさんのコラボ広告
味の素株式会社は、「野菜の日(8月31日)」に向けて、親子が野菜に興味を持つきっかけにしてもらいたいという想いのもと、絵本作家・イラストレーターのヨシタケシンスケさんとコラボレーション。オリジナル描き下ろしストーリー「うちゅうニュース」を、2025年8月20日(水)に朝日新聞朝刊および特設サイトで公開しました。
厚生労働省の調査によれば、子どもの1日あたりの野菜摂取量は、摂取目標量に大きく届いていないのが現状。味の素は「子どもの野菜嫌い」という多くの家庭が直面する課題に着目し、無理に食べさせるのではなく「まずは野菜に興味を持ってもらう」ことをゴールに設定しました。そこで、未就学児から小学生、さらに親世代にも人気のあるヨシタケシンスケさんとタッグを組み、親子双方に届くアプローチをかたちにしました。
今回、宇宙人という第三者の視点から“やさいもんだい(=子どもの野菜嫌い)”にフォーカス。親の想いや子どもの本音をユーモラスに描き出し、読んでいてクスッと笑えながらも共感できる内容となっています。
さらに、新聞紙面は切り取って折りたたむと「苗ポット」に変身。種を植えて育てることができ、自由研究テーマとしても活用でき、“育てる・観察する・食べる”までをつなぐ体験を提供しています。
子どもが夢中になるというヨシタケシンスケさんの描き下ろしストーリーを入り口に、紙面広告を苗ポットへと変身させる発想で、家庭に長期的な体験をもたらします。
読んで楽しむだけでなく、野菜を育てるプロセスを通じて親子の会話を継続的に生み出す設計は、夏休みに絡めた広報施策としても秀逸です。新聞広告とデジタル展開を掛け合わせながら、親子双方に「野菜と前向きに向き合うきっかけ」を提供する、魅力的なマーケティング事例でした。
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