鹿児島の魅力を全国に届けたいーー住宅メーカーがカレーのノベルティ事業に参入

鹿児島県のハウスメーカー七呂建設株式会社が、レトルトカレーのノベルティ事業に参入しました。地元愛を発信することで鹿児島の魅力を全国に伝えること、地域貢献を視野にいれているといいます。

すでに同社は、鹿児島県産黒豚を使用したレトルトカレーとカレーフレーク(カレーの素)「黒豚を美味しく食べるカレー」を鹿児島名物にしようという取り組みに着手。

これは「家族の幸せを実現」する住宅メーカーとして、家族団欒のためにカレー製造を手掛けると伝えており、同社スタッフは専門性を極めようと「カレー大學」を卒業。 同校の「カレー伝導師」資格を鹿児島初で取得したそうです。

カレー大學講義風景

そこから発展したノベルティレトルトカレーの開発・製造を担うという新事業の第1弾は、「鶴丸(TSURUMARU)なキーマカレー」。これは、同社社長の母校である県立鶴丸高校の同窓会を記念したものです。

地元の食材を活用した商品で、地域とのつながりを深め、地元企業としての存在価値の向上や、企業ブランディングを強化することを視野にいれています。

まずは、地元高校の同窓会をモデルケースとして「食でつながる同窓の絆」「地元に還元する誇りある一品」をテーマに「語らいを生むノベルティ」となる商品を開発。

ラーメンとならび日本の国民食といわれるカレーをめぐる話題性や発話性を上手に活用して、その情熱や想いを全国にむけて発信する契機をうかがおうとするアイデアが光るブランディング事例です。

この取り組みをうまく育てていくことで、将来的には地元企業が幹となり、ご当地カレーを中心に据えたシティプロモーションにも発展するかもしれません。

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