みそ汁で繋がる新婚夫婦の物語。味の素「ほんだし®」55周年特別動画と復刻デザイン展開
味の素株式会社は和風だしの素「ほんだし®」の発売55周年を記念し、2025年4月より特別企画を展開します。
施策の中心となるのは、新婚夫婦の関係性に焦点を当てたWEBムービー「二人のみそ汁会議」篇と、1970年発売当初のデザインを再現した「ほんだし®」60g瓶復刻デザインの期間限定発売。本取り組みは、「ほんだし®」が、半世紀以上にわたって家庭の食卓に寄り添ってきた存在であることを再認識させてくれる構成です。
夫婦の絆をみそ汁で描くストーリームービー
WEBムービー「二人のみそ汁会議」では、3組の新婚夫婦が登場し、それぞれが「自分にとっての一番好きなみそ汁」をパートナーにふるまうという内容。最初の問いかけは「お互いの一番好きなみそ汁は?」という何気ない質問ですが、その答えに「意外と知らないかも?」という夫婦も多く、そこから互いの味覚や思い出、家族の食卓について語り合う時間が始まります。
夫婦がそれぞれ自分の“いちばん好きなみそ汁”を作り、交換して味わうことで、料理の背景にある家族の記憶や育った環境、日々の食の習慣が明らかに。そして、みそ汁を味わったあとは「具材は何にする?」「どんな味噌を合わせよう?」など、未来の“うちの味”について話し合うシーンが続きます。
「みそ汁」という身近な存在が、夫婦の会話や絆のきっかけになる演出はまさに秀逸。家庭という日常のなかで料理を通じて関係性を深めていく姿を描いたこのムービーは、多くの視聴者に共感を呼び起こしそうです。
復刻デザインで伝えるブランドの歴史と信頼
今回の施策では、1970年の発売当初のデザインを再現した「ほんだし®」60g瓶の復刻パッケージも期間限定で発売。レトロなデザインは長年のユーザーにとっては懐かしさを、若い世代には新鮮さを感じさせ、ブランドの歴史と信頼性を視覚的に伝えるツールとなっています。
商品自体は、香り・コク・味わいに優れた3種のかつお節を使用した、香り高くおいしい和風だしの素。料理にさっと加えるだけで、手軽に味が決まるという利便性も大きな魅力です。復刻デザインは期間限定の展開でありながら、ブランドの原点を改めて想起させる役割を果たしており、長年愛され続けてきた理由を体感させてくれそうです。
「Eat Well, Live Well.」を体現するブランド姿勢
味の素グループは、企業スローガンとして「Eat Well, Live Well.」を掲げ、人と社会、そして地球のWell‐beingに貢献することを目指している企業。今回の「ほんだし®」55周年施策は周年記念という域にとどまらず、ブランド理念を映像と製品を通じて体現する試みであることが伺えます。
ムービーでは料理を通じたコミュニケーションの大切さや、食を囲む温かな時間の尊さを表現。復刻パッケージではブランドの歩みを生活者に直接伝えることで、安心感や親しみを深める効果が期待されます。
家庭の中で日常的に使われている商品だからこそ、機能性だけでなく情緒的な価値を届けることの意義が大きくなっているといえるでしょう。
本施策はムービーを通じた感情への訴求と、復刻パッケージによる商品体験の融合によって、ブランドとの深い接点をつくり出しています。共感を得た気持ちが実際の購買行動や日々の料理習慣へとつながる流れができており、ブランドと生活者の関係をより密接なものへと高めてくれるでしょう。
変わらない味で、変わりゆく暮らしに寄り添う
「ほんだし®」55周年記念施策は、ブランドの歴史と情緒的価値、そして今後のあり方を改めて示す取り組み。「みそ汁」という一杯の中に込められた思い出や日常の温もりを伝えることで、ブランドが調味料以上の存在であることを印象づけています。
時代が変わり、家庭のかたちが多様化する中でも「ほんだし®」はこれからも変わらず、家庭の味を支えるパートナーとして、生活者に寄り添い続けていくことでしょう。
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