ピザハットのピザ全品が「AIピザ」に!AIと職人技の掛け合わせに消費者の反応は?
日本ピザハット株式会社が展開する世界最大級のピザチェーン「ピザハット」は、AI技術とピザ職人の技術をかけ合わせ、すべてのピザのチーズ量を130%に増量した「AIピザ」を2024年10月21日(月)より全国で発売しました。
本取り組みはAI味覚センサー「レオ」と熟練のピザ職人が協力して生み出したもので、「甘味、塩味、酸味、苦味、うま味」の黄金比を実現しています。
「AIピザ」の開発エピソード
「AIピザ」は、味を数値化・チャート化して客観的に評価できるAI味覚センサー「レオ」による詳細な味覚分析をベースに開発。このAI味覚センサーを活用し、ピザハットの開発ユニットはチーズ増量による味の変化を徹底的に検証しました。
実際に4名の商品開発員が試食と分析を重ねた結果、140%や150%のチーズ増量では味のバランスが崩れることが判明し、最終的に「130%」が最適と判断。これにより、素材の味を引き立てつつ、チーズのうま味を最大限に引き出したピザが完成しました。
AIピザ、チーズ増量したとはいへ多すぎずで美味しいですね。 pic.twitter.com/SRr1HELVEA
— 鳴海 彬 (@santarou98) October 28, 2024
今日発売の「AIピザ」、早速食べてみました🍕
AIが導き出したうまさの黄金比を実現したピザはいつも以上に美味しかったです!#ピザハット #AI #AI味覚センサーレオ https://t.co/KRRCWfZzgx pic.twitter.com/2azefGwJOZ— 中畑貴耀| イノベイティアCEO (@kiyo_innovatia) October 21, 2024
SNSでは、「チーズが増量したけど多すぎずで美味しい」「AIが導き出したうまさの黄金比を実現したピザはいつも以上に美味しかった」などのコメントが寄せられており、消費者からの評判も上々。AIが導き出した黄金比に狂いはなかったようです。
本施策を消費者に伝える工夫
ピザハットは「AIピザ」のリリースにあたり、WEBムービーや特設サイトを活用したプロモーションを実施しています。2024年10月17日(木)に公開されたWEBムービーでは、AIピザの魅力を25秒の中にぎゅっと詰め込み紹介。
また、特設サイトでは「史上初AIピザが生まれるまで」と題したコンテンツを提供し、AI技術を活用した新たな取り組みを消費者に分かりやすく伝える工夫を凝らしています。
同社は本施策を通じて商品リニューアルで話題性を高め注目を集めるだけではなく、「黄金比」で作られたピザを全国で提供して消費者にAIピザという新しさを体感してもらうことで、ブランドの革新性を訴求していく狙いがありそうです。
ピザハットの革新がもたらす未来
ピザハットが展開する「AIピザ」は、AI技術と職人技の融合による新しい価値を提供するプロジェクト。従来のピザに比べてチーズの増量というシンプルな改良を、最新の技術を駆使して実現することで他社との差別化が図れています。
この取り組みにより、ピザハットは消費者に新たな「おいしさ」と「楽しさ」を提供し、ピザ業界におけるリーダーシップをさらに強化していきそうな予感。今後ピザハットの「AIピザ」がどのように評価されていくのか、その成果に注目が集まります。
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