イケアが保護犬や保護猫の募集活動をサポート その意図とは?
大手家具ブランドのイケアは、イギリス市場向けにペットフレンドリーな家具シリーズを発売しました。犬や猫をはじめとしたペットが安心して遊べる空間を演出するのに最適な家具をプロモーションするにあたり、同社が着目したのは保護猫と保護犬のシェルターでした。家具そのものの良さを伝えるのではなく、現地の保護シェルターとタッグを組んだ本当の意味でペットフレンドリーなキャンペーンを公開しています。
施策は、Woodgreen Pets Charityという保護シェルターにいる犬や猫の撮影会を行い、そこで撮られた写真をイケアのカタログ風冊子として世の中に届けるというもの。 “カタログ風”という座組にすることでしっかりと商品そのものを写しつつ、里親を探している犬や猫の魅力も並行してアピールすることで引き取り手を募っているのです。
コンセプトがはっきりとしたプロダクトだからこそプロモーションのアウトプットも同じくらい特徴的なものであっても違和感はなく、結果的に1匹でも多くの保護犬や保護猫に里親が見つかることでペットにとってもシェルターにとっても、もちろんイケアにとってもメリットのある事例に仕上がりました。
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