Call of Duty最新作のダークなティザーキャンペーン

戦略的でありながら没入感の高いゲーム性と重厚なストーリーで世界中で多くのファンを抱える大人気ゲーム・Call of Dutyは、2024年6月に最新作となる「Black Ops 6」を発売します。新作の発売日には毎回多くの社会人が有給休暇を取ってでもプレイするという人気ぶりを誇る同シリーズのCMは、過去PR EDGEでも何度か紹介してきました。今回の最新作のテーマは“Truth Lies(真実は嘘の中に)”となっており、グローバルのティザー動画はこのメッセージを最大限魅力的なものとして描いています。

1990年代、日本国内ではバブル経済が崩壊しました。景気が低迷しはじめていたものの欧米の経済圏はまだまだ元気だった頃が舞台となる同作は、どうやら当時のキラキラした世界情勢の裏で暗躍していた各国の首脳陣の水面下の争いが題材となっているようです。 「あなたたちには見えていないかもしれない。平和が欲しいんだろう? だからそう見せているだけなのさ。真実はいつだって嘘をつく、そういうものだろう?」というセリフを暗い部屋で読み上げる軍事関係者と思われる人々が印象的で、とにかくダークで重厚な物語であることが予想されます。

動画と同時公開されたフェイクの号外新聞風のフライヤーには共通のメッセージである“Truth Lies”に則った内容が記載されており、なんとデザインを担当したのはオバマ前大統領の選挙ポスターのデザインにも携わっていたShepard Fairey氏。政治的なテーマを取り扱い作品だからこそ、その分野に精通したスタッフィングでより説得力を増したキャンペーンに仕上がっています。

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