新作映画でなくても集客できる!映画『サマーウォーズ』に見る、みんなで集まる理由づくり
Filmarks(フィルマークス)主催の上映プロジェクト「プレチケ」にて、夏のアニメーション映画の代表作ともいえる細田守監督作品『サマーウォーズ』の期間限定上映が決定しました。
上映2日目となる7月29日(土)には、東京・大阪・名古屋の3劇場限定で、「1日限定!浴衣で集まろうDAY」として浴衣鑑賞イベントを実施することも発表されました。当日来場すると『サマーウォーズ』陣内家の家紋入りのオリジナルうちわが数量限定でプレゼントされます。また、『サマーウォーズ』に先駆けて『時をかける少女』は全国104館の映画館にて“記念日”上映もされました。『時をかける少女』は、主人公・真琴が初めてのタイムリープをする、7月13日の「ナイスの日」を記念日として、その日を含めた2週間限定(7月20日(木)まで)の上映。そして、『サマーウォーズ』は、主人公・健二の憧れの先輩・夏希の曾祖母にあたる陣内栄の誕生日である、8月1日を記念日として、7月28日(金)から8月10日(木)までの2週間限定の上映となります。さらに、『サマーウォーズ』と「リアル脱出ゲーム」がコラボレーションした、オンラインリアル脱出ゲーム「AIによる世界支配からの脱出」も開催されています。この「AIによる世界支配からの脱出」は、PCやタブレット、スマートフォンなどの端末から専用のWEBサイトにアクセスし、謎を解きながら物語を進めていくオンラインで遊べる体験型ゲーム・イベントです。物語の舞台は映画『サマーウォーズ』のその後の世界。主人公の小磯健二やヒロインの篠原夏希はもちろん、仮想世界〈OZ〉で最強と呼ばれるキング・カズマを操る少年、池沢佳主馬や、劇中ではキーマンとなった陣内侘助も登場しています。
新作ではないものの夏の定番映画作品となった『サマーウォーズ』『時をかける少女』の細田監督作品を、多面的に楽しむ記念日施策。とくに浴衣鑑賞会は、夏には浴衣を着たいという気持ちがあっても、着ていく場所には悩むことも多いところ、コロナ禍では花火大会も開催中止も多く、出番のなかった数年を経て、映画館のドレスコードが浴衣というのは新たなニーズを掘り起こせる施策として有効かもしれません。作品の世界観にも合っているうえに、浴衣をフックにした新規観客も呼び込めるかもしれない、夏という季節性を活かした集客例がありました。
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