洗濯に対する男性の苦手意識を表現!パンツを履いた『ダビデ像』
Case: Modern Masterpieces
大手家電メーカーのサムスンが、イギリスで一風変わったキャンペーンを実施しています。
ロンドン市内の多くの人が行きかう場所に突如設置された2体の彫刻。それぞれミケランジェロの『ダビデ像』、ロダンの『考える人』にそっくりです。
(courtesy of TaylorHerring)
(courtesy of TaylorHerring)
本物と異なるのは、『ダビデ像』はブリーフをはき、手にはシャツを持っていること、そして『考える人』は洗濯機の前に座って何やら考え込んでいる点。
この彫刻は、サムスンの洗濯機『QuickDrive』のプロモーションのために制作されたもので、多くの男性にとって洗濯が“苦手な家事”であることをコミカルに表現しています。
(courtesy of TaylorHerring)
同社のリサーチによると、イギリス人男性の75%が「自宅にある家電製品の使い方をよく知らない」と答えているそう。特に洗濯に関しては、素材によって洗剤や洗い方のコースを変なければいけないことが一層ハードルを上げているといいます。
そんな世の男性の洗濯に対する苦手意識とQuickDriveのデザイン性をユーモラスに表現したこちらの銅像は、バッターシー・パークやキングス・クロス駅など市内4ヶ所に6日間にわたって展示され、さらにピカデリーサーカスという広場の巨大スクリーンでも表示されるということです。
Samsung gives iconic sculptures a contemporary makeover from St Marks Studios on Vimeo.
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