米タコベル、ライドシェアリングサービスで店舗位置を検索できる「Taco Mode」をローンチ

Case: Taco Mode

タコスのファストフードチェーン・Taco Bellが、オンデマンド・ライドシェアリングサービスのLyftとタッグを組み、Lyftのアプリでタコベルの店舗の場所を検索できるサービス「Taco Mode」を試験的にスタートさせました。

これは「夜遊びの帰り道に、ちょっと小腹が空いた」という場面を想定したもので、Lyftアプリで車を呼ぶのと同時に、ユーザーの現在位置から近くにあるタコベルをマップ上で確認。ボタンひとつでお店に直行し、ドライブスルーでタコスを買って車内で食べられるというわけです。

一般的には、タクシーでの飲食はマナー違反なのでは?と感じてしまいますが、車の中で堂々と食べてもオーケーなところがこのサービスの嬉しい点。

本施策は『タコベルの利用客のうち、およそ15%は午後10から午前4時までの間に来店している』という調査結果に基づいて発案されたもので、今回はカリフォルニア州のNewport Beachエリアにおいて、7月27日、28日と9月の3日から5日のそれぞれ午後9時から翌午前2時まで実施するそうです。

タコベルによると、2018年からは本サービスをアメリカ全土に拡大する予定でいるとのこと。深夜の見込み客を効果的に来店へとつなげるタコベルの思惑と、競合するUberとの差別化を図りたいLyftの意図がマッチした意表を突く取組みでした。

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