非常ボックスにスープ缶?真冬の寒さを吹き飛ばす、ハインツのダイレクト施策 in ロンドン
Case: emergency soup
ケチャップをはじめ、スープの缶詰、ソース類などで有名な食品メーカー・Heinzが、真冬のロンドンでサプライズを仕掛けました。
ある調査によると、イギリス人の75%は、冬の寒い日には温かいスープが一番だと答えており、10月から3月までのウィンターシーズンには、1度気温が下がるごとに、同社のスープに対する需要は5%も伸びるのだそう。
そこでHeinzは、非常用ボタンのような赤いボックスを用意し、中にクリームトマトスープを入れて街中のあちらこちらに設置しました。『あまりに寒くて凍えてしまうような“非常時”には、どうぞこのスープを持ち帰り、温めて食べて下さいね!』というわけです。
毎年、1月だけでおよそ2,000万個もの売り上げを誇るというHeinzのスープ。心も体も温まる、ちょっと素敵なキャンペーンでした。
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