乳がんのセルフチェックを促す「ツイートするブラジャー」

Case: Tweeting bra

世界中で10~15%のの女性が発症するという乳がん。しかし乳がんは“自分で発見できる”数少ないがんでもあり、早期に発見して適切な治療を受ければ、生存率は9割以上だと言われています。

早期発見に非常に有効なのが、月に一度セルフチェックをすることなのですが、忙しい日常の中で忘れてしまう人も多いのが現状です。そこでシリアルなどを販売する健康食品会社「Nestle Fitness」は、女性に定期的な乳房のセルフチェックを促すべく、あるユニークな商品を開発しました。

その名も「ツイートブラ」。

女性が毎日身に着けるブラジャーのホックの部分に仕掛けが施してあり、ホックを外すと携帯電話に信号が送られ、携帯から自動的に「乳がんのチェックをしましょうね!」とツイートがなされる、というもの。

それをギリシャの人気テレビ司会者であるMaria Bacodimouさんに着用してもらい、多くの人に乳がんのセルフチェックを呼びかけた、というわけです。

病気に関する広告に芸能人が起用されることはよくありますが、影響力の大きい有名人の力を借りて話題作りをすることによって、人々の関心を引き付け、ひいては病気に対しての啓蒙活動につながるのだと思います。

この記事を読んでくださっている女性の皆さん、今日ご自宅に帰ったら、ぜひセルフチェックをしてみて下さいね。

動画はコチラ

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企業のアイディア溢れるCSR活動(まとめ)

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/online/nestle_fitness_tweeting_bra

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