「洗濯表示」の“隣”を広告媒体に。毎日の洗濯を楽にする、米洗剤ブランドのメディアアイディア

Case: Tag Ads

皆さんは洋服のタグに書いてある洗濯表示、きちんと見ていますか?
水温、アイロンの温度、手洗い、陰干しなど色々ありますが、淡い色と濃い色の衣類を一緒に洗わない、というのは基本中の基本ですよね。

ですが忙しい毎日を過ごす人にとっては、色によって複数回洗濯機を回さなければならないのは大変なもの。そんな手間を省いてくれる商品が、アメリカの洗剤ブランド・SHOUTが販売するShout Color Catcherです。

これは衣類から出る汚れや余分な染料を吸着してくれるシートで、洗濯機に1枚入れれば、色によって洗濯を分ける必要がなくなるという優れもの。

この特性をPRするため、SHOUTが着目したのが衣類についている洗濯表示です。アパレルメーカーの協力のもと、通常の洗濯表示のすぐ隣に以下のようなタグを縫い付けました。

MACHINE WASH OK. MIXING COLORS AND WHITES OK. PRETTY MUCH EVERYTHING OK.
(洗濯機OK。色柄物と淡色ごちゃまぜOK。何でもOK。)

THIS TAG MAKES MORE SENSE. MIX COLORS AND WHITES TOGETHER.
(こっちのタグの方が筋が通っています。色物と淡色、一緒に洗濯を。)

DON’T LET OTHER TAG TELL YOU WAHT TO DO. MIX COLORS AND WHITES TOGETHER.
(洗濯表示になんて従う必要なし。色物と淡色、一緒に洗濯を。)

Shout Color Catcherを使えば、面倒くさい洗濯表示に従う必要なんてありませんよ!と消費者に訴えかけたというわけです。小さなタグを広告媒体にして、明確なメッセージを込めたユニークな事例でした。

Shout Color Catcher TAG ADS from luis ramirez on Vimeo.

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