GPSと連動してコンテンツを表示する、大型トラック専門のインタラクティブ広告

Case: Truck-mounted billboards

デジタルに特化したドイツの広告会社RoadAdsが、トラックの荷台後方部分に取り付ける電子ペーパータイプのデジタルサイネージを開発しました。

荷物を積んで長距離を走るトラックは、“走る広告塔”としてかねてから活用されていますが、今回導入されたのは防水、防塵機能を兼ね備えた0.9×1.5mのディスプレイ。

この製品の最大の特徴は、装備したGPS、4G、そしてWi-Fiにより、現在位置に合わせた最適な広告をRoadAdsのサーバーから自動的にダウンロードし、後方を走るドライバーに向けて表示することができるという点。

主に電子書籍に使われているe-inkを採用していることで、直射日光のもとでも視認性が高いうえに、消費電力が少ないのでトラックのバッテリーで稼働することができます。

広告を出す他にも、近くにあるガソリンスタンドや飲食店、渋滞情報などをリアルタイムに発信するといった使い方も可能。

RoadAdsではメルセデスベンツと協力し、今年11月にこのスクリーンを搭載した5台のトラックを試験的に導入し、また来年6月には1,000枚のパネルを供給できる見込みだということです。

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