「バケツ一杯の砂を人生に例えると、自由な時間はスプーン1さじしかない」 英慈善団体のボランティア啓発動画
Case: What the f**k have you done?
アフリカ諸国の教育環境の整備を掲げるイギリスのチャリティー団体・Mellon Educateが、『バケツ一杯の砂を人生に例えるとスプーンひとさじ程しかない貴重な時間を、意義深いボランティア活動に捧げよう』と訴えるユニークな動画を公開しました。
こちらのバケツ一杯分の砂が人生だとします。砂一粒ずつが、人がその一生涯に渡って費やす貴重な時間1時間ずつを表します。実際には人が一生のうちに与えられる時間は、バケツ一杯分というより、一握りの砂程度でしょうか。
人は死ぬまでに約26年間を睡眠に費やします。それを人生の総時間数から引きます。
人は約7時間を“いったい何をやってるんだろう”と自問しながらゴロゴロ過ごします。こちらの分も差し引きます。
人は約9,117時間を仕事に費やし、約46,802時間を家事に費やします。
人は約38,003時間を食べることに費やし、2,463時間悲しみに打ちひしがれます。
その他、フェイスブックをチェックしたり、愛を育んだり、テレビを見たりする時間を差し引くと、残る貴重な時間はスプーン1さじ程の時間。
この貴重な時間の内、「砂30粒程の時間をボランティアに使ってみませんか?アフリカで学校を建てませんか?」と訴える動画です。
ここで表示される“DO OR DONATE”(ボランティアする または 寄付する)ボタンを押さないと、「また時間を無駄に費やすのかい?」との音声が流れ、続いてガラッとシーンが変わり、セクシーな女性がビーチで微笑みかける動画が再生されます。
そして女性からメッセージ。
“女の子を見てる暇があったら、その時間をボランティアにあてよう。”
ここでも“DO OR DONATE”(ボランティアする または 寄付する)ボタンを押さないと、またシーンが変わり、今度はかわいい仔犬がコーンにかぶりつく動画が再生されます。
ここでもメッセージが現れます。
“仔犬を見るのをやめて、学校を建てに行こう。”
それでも“DO OR DONATE”(ボランティアする または 寄付する)ボタンを押さないと、またシーンが変わり、今度は建設現場が映し出されます。
作業員が蹴ったボールが宙に浮かんだまま動かなくなるという奇妙な現象が起こったところで、その奇妙なボールからメッセージが。
“インターネットを見てるこの時間に、学校を建てることができるんだよ。さぁ早く腰を上げて。”
自分の意志で自在に使える時間が限られることを砂を用いて視覚的に描き、その貴重な時間を有意義なチャリティー活動に使おうと訴求する動画でした。
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