失われた両腕の謎が明らかに!? 「ミロのヴィーナス」を起用した交響楽団の洒落た広告

Case: Venus

リトアニアの交響楽団(シンフォニーオーケストラ)が、新シーズンのコンサートを告知するために実施したプリント広告をご紹介。

誰もが一度は見たことのある、古代ギリシアで制作された彫刻「ミロのヴィーナス」を使ったクリエイティブです。全3種類。

[フルート編]

[トランペット編]

[ヴァイオリン編]

欠けているはずのヴィーナスの両腕が復元されて、フルート、トランペット、ヴァイオリンを手にして演奏しているというビジュアル。

コピーは、“Hear the classics”(クラシック音楽を聞こう[古典について触れて理解しよう])。

“クラシックのオーケストラを聞くこと”は、すなわち、“あなたが知らない古典アートの素晴らしく美しい側面[≒まだ見ぬヴィーナスの両腕]を発見すること”と同意なんです、と示唆しているようです。

すべての人に向けたクリエイティブというよりは、“アートに関心がある、でもクラシックオーケストラにはさほど関心をもっていなかった層”にフォーカスしたオシャレなプリント広告でした。

(via adeevee)

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