ケンタッキーがスマホ依存の現代人に捧げる『スマホのキーボードになるトレーマット』

Case: Tray Typer

ケンタッキーフライドチキンがドイツで、新店のオープニングキャンペーンの一環として実施したユニークなダイレクトマーケティング施策をご紹介します。

ケンタッキーのチキンを素手で食べると手がべっとりと油で汚れてしまい、スマホの操作ができないという問題点に着目して考案されたアイディアです。

同社は、新店のオープンから1週間の間、トレーに敷いているトレーマットをわずか0.4mmのワイヤレス・キーボードに変えたのです。

キーボートの利用に際しては、トレーマットの左端にあるONボタンを押すだけ。

自動的にブルートゥースでお客さんのスマホとリンクさせ、トレーマットに描かれているキーボードをタッチすることで、汚れを気にせず心置きなくタイピングできるという仕掛けでした。

この企画はお客さんに大好評で、特に位置情報系のSNSで爆発的に投稿されたそうです。そしてトレーマットを持ち帰るお客さんもいたほどだとか。

一般的にキャンペーンや食の安全などを掲載するトレーマットを使って、これまでにない新たなブランド体験を生み出し、顧客のブランドとの関与を深めたケースです。「思わず“指を舐めたくなるほど”美味しいケンタッキーのフライドチキン」というメッセージを暗に訴えるシャレたプロモーションでした。

当事例と同様に飲食店のトレーマットやテーブルマットを活用したユニークなプロモーション施策に関心のある方は下記もご覧ください。
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動画はコチラ

KFC – Tray Typer from This is for the jury on Vimeo.

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