スクワット10回で地下鉄の乗車券プレゼント!メキシコ政府による、肥満解消へ向けた取り組み
Case: Exchange squats for a free subway ride
2013年、メキシコは国民全体に対する肥満率が32.8%に達しました。これはアメリカを抜いて、世界ワースト1位という記録です。
肥満は糖尿病、心筋梗塞、各種がんなどの様々な病気につながる、まさに“万病のもと”。そこでメキシコ政府は、人々に日々の運動を取り入れてもらおうと『地下鉄の駅構内でスクワットをすると、電車に無料で乘ることができる』というユニークな取り組みを考案しました。
メキシコ市内の地下鉄で、駅構内に動きを感知するセンサーを備えたマシンを設置。その前に立ち、スクワットを10回やり遂げると、地下鉄の乗車券が発券されるという仕組みです。
毎朝の通勤の時にこのスクワットをして痩せられるかというと、そう簡単にはいかないかとは思いますが、肥満問題や健康増進に対する意識を高めるという点ではいいきっかけになるかもしれませんね。
以前ロシアでもソチオリンピックに向けた類似のキャンペーンを行っています。ご興味のある方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
・スクワット30回で地下鉄の切符がタダに!ソチ五輪に向けた市民啓発キャンペーン
参考サイト
Fusion
http://fusion.net/story/40515/mexico-city-tries-to-squat-off-the-fat-for-free-subway-rides/
SPRINGWISE
http://www.springwise.com/mexico-city-commuters-exchange-squats-free-subway-ride
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