『自らの揺るぎない意志こそが人を強くする』アンダーアーマーのCM第2弾 スーパーモデル編
Case: Gisele Bündchen – I WILL WHAT I WANT
スポーツ用品メーカーのアンダーアーマーがアメリカで制作したTV-CM。
同メーカーは、“自らの揺るぎない意志こそが人(アスリート)を強くする”と謳う「I Will What I Want」キャンペーンを実施しています。第一弾は、世界最高峰のバレエ団の一つアメリカン・バレエ・シアターでソリストとして活躍するミスティ・コープランドが登場しましたが、今回は米国で最も有名で最も高給取りなスーパーモデルとして知られているジゼル・ブンチェンが主人公です。
無機質な空間でサンドバッグを蹴っている女性が、スーパーモデルのジゼル・ブンチェンです。
彼女が同社のキャンペーンCMに登場すると決まった時、賞賛のツイート以上に、様々な批判的なツイートが飛び交ったと言います。
“きれい”“女性のあこがれ”など肯定的なツイートと共に蔓延った、“ただのモデルがスポーツできるの?”“素直にモデルをやってればいいんだよ”等の批判的なツイートもすべて、彼女がトレーニングに励んでいる部屋の壁に絶え間なく映し出しました。
周りがなんといようとも彼女は自分の意思を貫き、トレーニングに励む様子を映し出しています。
「どんなプレッシャーや批判があっても、自らに成し遂げられることはたくさんある。批判を無視する強さを持ち、自分がやりたいことに集中することにより、強い意思と自信が生まれる」と話すジゼル・ブンチェン。
様々な批判を文字通り背景にして、自身のトレーニングに集中している姿を描くことで「強い意志があれば強くなれる。自らの揺るぎない意志こそが成功の秘訣である」とのブランドのコンセプトをコミュニケートするテレビCMでした。
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