「子供たちに救いの手を」クリスマスの精神を体現する、“ジンジャーブレッド路面電車”
Case: Gingerbread train
アメリカ・アリゾナ州のフェニックス市内を走る路面電車「Valley Metro」が、電車の車体をジンジャーブレッドハウス(生姜を使った洋菓子の一種)に見立てたデザインに変更し、街中のクリスマスムードを盛り上げています。たデザインに変更し、街中のクリスマスムードを盛り上げています。
通勤・通学、そして日常の移動手段として、地域に密着したサービスを目指す同社は、同じフェニックス市内で親による虐待やネグレクトによって住む場所を失った子供たちを支援する団体「Tumbleweed Center for Youth Development」とも連携。
全ての路面電車の駅には「Safe Place」と呼ばれる緊急避難施設への直通電話が設置されており、行き場のない子供たちへの救いとなっています。
(Valley Metro)
ジンジャーブレッドハウスという見た目に楽しい外観は、単にクリスマス気分に浸るためだけのものではなく、“助けを必要としている子供にとっての安全な場所”という意味も含まれているのです。
プレゼントやご馳走に浮かれてしまいがちですが、本来のクリスマスの精神は思いやり、分け合い、いたわりあうこと。楽しいデザインが施された車体の中にクリスマスのスピリットが詰まった、素敵なアイディアですね。
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/outdoor/valley_metro_gingerbread_train
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