パンテーン、『働く女性の気持ち』に寄り添った心に響くTV-CM
Case: Mad World
P&Gが販売する女性向けヘアケア製品「パンテーン」によるテレビCMです。
1982年にヒットした「Mad World」のメロディーに合わせて描かれているのは、悩みを抱えながら働く女性たち。
職場では、上の立場にいる男性は「Boss(上司)」と呼ばれますが、女性が同じ立場に立つと「Bossy(威張りちらしている)」と言われてしまいます。
意見を主張する場では、男性ならば「説得力がある」と褒められますが、女性は「強引だ・図々しい」と批判されます。
遅くまで会社に残って仕事をする男性は「献身的」、一方残業をする女性は「身勝手」。
法の下の平等では解決しきれない悩みや葛藤を抱えながらも、ひたむきに仕事に打ち込む女性たち。まさに「Mad World」(狂った世界・おかしな世界)で奮闘する姿がそこにはあります。
コマーシャルの最後は、女性が自信に満ちた表情で、上を向いて歩き出すシーンとともに、「Don’t Let Labels Hold You Back.」「Be Strong and Shine.」というテロップで締めくくられています。
『他人や社会に貼られたレッテルに囚われることなく、強く・美しく輝き続けよう』という、働く女性の美をサポートするパンテーンからの応援メッセージでした。
こちらのCMは、YouTubeでの公開から約1ヶ月で400万回以上再生されています。メッセージが直感的に伝わる秀逸な映像ですので、女性だけでなく、男性の方も音声とともに是非本編をご覧ください。
動画はコチラ
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参考サイト
Creative Criminals
http://creativecriminals.com/tv-commercials/pantene-mad-world/
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