水不足を伝えるのは、水。 魔法のようなコースター広告

Case: Words from water

水不足の問題に取り組む中国のNPO団体「A Drop Of Life」が、乾燥地帯で水不足に苦しむ人々への寄付を促すために香港で実施したキャンペーン。

新しい印刷技術を用いて、コップから滴る水により徐々にメッセージが浮かび上がるコースターを制作しました。

このコースターを市内のレストランで使用。コースターがコップの水で濡れると「この水滴は、乾燥地帯の人々が飲んでいる水よりもきれいです」などの啓発メッセージが浮き上がるようになっています。

3万枚ものコースターを配布した結果、およそ2千万香港ドル(約2億5千万円)の寄付を集めることに成功したそうです。

水不足という問題を訴えるために、コップの水滴という“日常にある当たり前のもの”を使用して非常に効果的にコミュニケーションしています。表現だけでなく、レストランというタッチポイントも上手に設計されたキャンペーンだと思いました。

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