ルーマニア映画、『めんどり』をメディア化するゲリラ手法で観客動員数大幅UPに成功
Case: Henvertisg
ルーマニア映画「Domestic」が国内における観客動員を図るためにおこなったプロモーション。
ルーマニアでは映画の宣伝には、著名な国際映画祭における受賞記録を謳うことが一般的ですが、映画「Domestic」には残念ながら何の受賞もない、そこで全く別の切り口から映画をPRするべくサプライジングな手法を仕掛けました。
今回のプロモーションには、映画のワンシーンにある『少女が雌鳥の頭を切り落とす』というショッキングな部分を利用します。
そしてこのシーンに連動して使う宣伝ツールとして、“ルーマニアの人々の普段の消費生活”の中に当たり前にあるものを使用します。それが頭を切り落とされた食用の「雌鳥」です。
スーパーで販売される「頭のない雌鳥」に『この雌鳥に何が起こったのか知りたければ映画Domesticを観てください!』というメッセージを書いたステッカーを貼り付けて、市民に興味喚起を図りました。
この奇抜な施策により、国際的な映画賞受賞作品の3倍もの観客動員に成功したといいます。
厳しい制約条件のある中、自由なアイディアだけを武器に大成功を収めたケース。こんなものもメディアになるんですね!素晴らしい!
動画はコチラ
参考サイト
Creative Criminals
http://creativecriminals.com/ambient/domestic-henvertising/
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