【日本から世界へ】スマートフォンユーザーなら誰しも必ず行う『PLUG-IN』に着目したアプリ
Case:充電アプリ『PLUG-IN Championships』
トヨタが新たに発表したスマートフォン向けの充電アプリ『PLUG-IN Championships』をご紹介します。
スマホにおけるPLUG-IN、つまり「充電」という行為をエンターテインメント化したスマートフォン向けのアプリで、スマホユーザーであれば誰しもが日常的に行う「充電」という行為が、世界で初めてアプリ化されました。
『PLUG-IN Championships』のティザーサイトでは、アプリの機能をデモ版で試せるようになっています。
プラグイン(接続)し、接続の勢いにあわせて爽快な”爆発系・発射系”のムービーが流れます。
ムービーは火花が飛び散る1パターンだけでなく、ロケットが発射したり、子供がヘッドスライディングしたり、スイカが爆発したり、いろいろです。
デモ版ではプラグインもスコアも自動的に表示されますが、実際のアプリでは、プラグインをタイミングの違いによってスコアが変わり、世界のユーザーと高スコアを競り合うことも可能。
ワールドランキングもサイト内から見ることができ、対日本ではなく、対世界を意識して開発されたアプリであることが伺えます。
「どうすればアプリをダウンロードしてもらえるのだろう」という問いは、アプリデベロッパーにとっての最大のテーマ。
『PLUG-IN Championships』は、そのプロモーションのひとつとしてティザーサイトを公開しています。
このアプリの最大のウリは、PLUG-IN(接続)した際の爽快感。
試してみて初めて伝わる部分が大きいので、ダウンロードという敷居によって妨げられないための工夫が感じられます。
一瞥すると、トヨタと『PLUG-IN Championship』との関係性は見い出しづらいですが、このアプリが出された背景には、「Fun to charge(充電を楽しもう)」のコンセプト訴求があります。
トヨタのプリウスPHVは、充電可能な電気自動車で、「充電」によって得られるベネフィットが多数あります。
二酸化炭素排出量・ガソリン消費量を低減できること、大気汚染防止に貢献すること、充電した電気のみで走るEVモードでの走行距離を伸ばし、ガソリンや電気などの燃費を抑えられること等々。
つまり充電というアクションを「Need to charge=しなくてはならないこと」から「Fun to charge=より能動的なこと、より楽しいこと」に変えていく中で、充電によって得られる利便性を、アプリを通じてバーチャルに体験してみてほしい、というものです。
仕掛け人トヨタとしての明確な狙いがあり、結果として”世界初”の試みとなった『PLUG-IN Championship』、「唯一無二」と胸を張れるポイントが、プロモーションを行う上でも強い武器になりそうです。
世界各地で実施されたトヨタの広告に関心のある方は下記もご覧ください。
[千田 里美]
動画はコチラ
参考サイト
・PLUG-IN Championships
http://plugin.toyota-digital.com/
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