世界各国の“人種差別反対”を訴える広告15選
Case:Anti-Racism Ads
本日は人種差別の反対を訴える広告をいくつかご紹介します。
人種差別の本質を捉えた巧妙なクリエイティブの数々をご覧ください。
1.『Same Blood』
「白色や黒色や黄色に見えますか?」
白人の血も、黒人の血も、黄色人種の血も全て同じ赤色だと表現。
2.『Bone』
3.『Brain』
4.『Eyes』
こちらのクリエイティブは“大きく見開かれた両目”に見えませんか?
「目を見開いて、人種差別という問題を正面から直視しましょう!」と表現。
5.『Childhood』
「幼年期に人種差別主義者は作られる」ということを、マーブルチョコを選り分ける子供の姿を用いて示唆。
6.『Family-tree』(家系図)
7.『Glove』(グローブ)
脳の形をしたボクシングのグローブで、“頭”でしっかりと考えて人種差別の問題に取り組みましょうと表現。
8.『Hands』
黒人と白人の両手を組んだクリエイティブを通じて、
人種差別は、両者がしっかりと手を組むことを排斥できるということを示唆。あくまで両者の協力が必要であるということを強調。
9.『Lego』
“人間関係をblock(遮断)すること自体”をLegoはブロックして仲良くさせますよ、と示唆。
10.『Pencil』
黒色の鉛筆だけ仲間外れにされているクリエイティブを通じて、
「ペンを活用して表現する様々な作品においてこそ人種差別の要素が入ることを気を付ける必要がある」と示唆しているように思えます。
11.『Petit-bonhonne』
切り絵でも白色君が黒色君と手をつなぐことを拒否している様子。
12.『BOOK』
「白色だけのページは空っぽのページですよ。」、すなわち、
「白人だけの世界では何一つ歴史を刻めませんよ」と示唆するクリエイティブ。
13.『Rock』
音符の「●」の部分のデザインに白色と黒色を配置し、
ロック(ミュージック)は人種差別を真っ向から反対するぞ!と示唆。
14.『Sang』
人種差別主義者に向けて、「あなたの子供が生きるために輸血が必要になったなら、この中から白人の血を選びなさいよ」と皮肉ったクリエイティブ。
15.『Swastika』(かぎ十字)
Racism(人種差別主義者)の象徴として、ナチスのかぎ十字をクリエイティブに起用。
フットボールの世界にも人種差別の考え方が広まることを防ごうと表現している。
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