クリスマスの雰囲気に心躍る!ウェス・アンダーソン監督制作「H&M」ショートムービー
映画界でカリスマ的な人気を誇るウェス・アンダーソン監督が「H&M」のホリデーコレクションのショートムービーを製作しました。
主演は『戦場のピアニスト』でアカデミー主演男優賞を獲得して以来、映画に引っ張りだこのエイドリアン・ブロディです。
舞台は寝台列車
「H&M号ウィンターエクスプレス」の車掌が浮かない顔をしています。
今日は12月25日。クリスマス当日だというのに、悪天候で目的地への到着が11時間も遅れることに。そんな気の重くなるアナウンスも車掌の仕事の1つです。
今年は残念なクリスマスか…
列車でそれぞれ家族のもとに向かっていた乗客たち。窓際に置かれた大切な人たちに準備したプレゼントがなんとも切ない…。今年のクリスマスは、残念ながら列車の中で過ごすことになりそうです。
埋め合わせとして、車掌は「20分後に食堂でクリスマスブランチを提供する」と乗客に呼びかけました。
車掌と時間との闘い、始まる
20分後のクリスマスブランチに向けて、車掌は様々な手配を始めました。どうやらどこかの駅の駅長に何かを依頼しているもよう。ハサミ、画用紙、アルミホイル、延長コード?そして「高さはどうだ?」とは何のことでしょう。
なんと、通過する駅から頼んでいた物資を引き上げました!
2つ目の袋には、クリスマスツリーらしきものが!
1つ目の袋の中からサンタ帽子を取り出し、アシスタントに慌ただしくかぶせる車掌。
19分後…
乗客たちが次々と食堂に向かい始めます。
何らかの事情で一人旅をしている少年も、最後にやって来ました。
サプライズ!
車掌の粋な計らいで、食堂がクリスマスムードあふれる雰囲気に。
少年は、ツリートップを飾るという大役をまかされ、大きな星のオーナメントを飾ります。
乗客は見知らぬ人たち同士ですがみんなで一緒に過ごすクリスマスが実現しました。
大切な日を「Come Together(共に過ごす)」ことをテーマとした、鬼才・ウェス・アンダーソン監督による「H&M」のクリスマス動画でした。
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