大人気だった『U.F.O.仮面ヤキソバン』が復活。“悪の魔王”に変貌した理由が明らかに
日清焼きそばU.F.O.の前CMで、正体を露わにしたマイケル富岡氏。吉川晃司さん演じる息子“ソース”の敵、バッド・ゲドウ魔王として君臨し、焼きそばサイドと対決。当時のCMを知る人々に大きな衝撃が走りました。
今から約20年前に日清焼きそばCMから誕生した『U.F.O.仮面ヤキソバン』。マイケル富岡氏演じるヤキソバンはあまりの人気に、ビデオ映画やゲームソフトにもなったほど。そこまでの人気を博したヒーローが何故悪の頂点に…そして息子、ソースとは過去に何があったのか…その悲しい軌跡が今、明かされます!
過去のヒーローを振り返る
1993年~1995年に、こんな乗り物で地球にやってきた『U.F.O.仮面ヤキソバン』。
若い!焼きそばビームも当時はクールにキメていたマイケル富岡氏が、今や…。
ヤキソバン、54歳、無職。
すっかりおじさんに。過去の栄光を偶然目にするも、現実と言えば…
「見ちゃダメ!」と、目を覆われたり
「ウフォ(U.F.O.)?だってー」と子どもらにはバカにされ
グッズもプレミアつきません。全部まとめて200円。
「不審者発見!」と連行されるわ…
「そろそろ焼きそばの仕事どうですか?」と、自ら営業するもスルー。
落ちるとこまで落ちてゆく…
世間のはみ出し者として、すっかり落ちぶれるヤキソバン。ヤケ酒の日々です。呑まなきゃやってらんないよ!でも胸に想うのは…
愛息“ソース”。そう、遠い昔、ヤキソバンの人気絶頂期に息子に「ソースビーム!」を教えるも
「ソースビームなんてだっせーよ!」と、エクストリームキックでまさかの反撃をくらったのです。
呑む度に思いだす、あの時の胸の痛み。そして…
焼きそばなんて懲り懲りなんだよ!!
と、ついにブチ切れ。
焼きそばを叩きつける!
それから数十年後…
あら?ヤキソバン、いでたちがすっかり変っていますね。そして目からビームを放つも、標的は何と“焼きそばU.F.O.”ではありませんか!
そのスゴ技に、子分も拍手喝采!
そして、これはもしやMr.マリック?…元・ヤキソバンにフェイスマスクをお届け。浮いてますね!
“バッド・ゲドウ魔王”誕生
こうして、“バッド・ゲドウ魔王”が誕生したのです。
なんとも物悲しいストーリー。日清焼そばU.F.O. CM 「エクストリームZERO! ~ヤキソバンの悲劇~ 篇」 でした。
過去の栄光から逃れるため、魔王として再登場したヤキソバン。息子と対決するも、胸中複雑なはずです。このCM、まだまだ展開が期待できそうですね!
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