ゴミで汚染されていく地球。ハゲタカと共に環境問題に取り組むペルー政府の画期的対策

大量のゴミで汚染されていく地球。ペルー政府が首都、リマの環境を改善すべく、画期的な対策を考案しました。10羽のハゲタカの協力による素晴らしいアイデアをご紹介します。

ゴミから発生する伝染病

1400年もの間、大量に増え続けるゴミにより、海や空気そして地球が汚染されている現代。様々な伝染病も、そんな廃棄物によるものと言われています。


このような現状を感じつつも、見て見ぬフリをする私たち。環境汚染と人間との狭間には、ある生き物がいました。

空を飛ぶハゲタカが見つめているもの

それは、ハゲタカです。彼らの強靭な胃袋と感覚は、恐ろしいバクテリアすら破壊してしまうほど。

ゴミのあるところ、ハゲタカは目指します。

ハゲタカにGPSを搭載

そんなハゲタカに、GPSを搭載します。すると彼らがゴミ問題の深刻なエリアへ飛び、その場所を教えてくれるのです。



彼らの情報を元に、マップを作成。リマのゴミ処理問題の現状が一目で分かるように。また“このサイトにアクセスし情報を共有し共に行動しよう”と、参加者を募っています。

あなたの、あなたの子どもたちの未来のために

そしてハゲタカから、こんなメッセージが。

地上にいるあなたたちと、空にいる我々と共に。闘いは始まったばかりだ。

ペルー政府によるキャンペーン、“Gallinazo Avisa”の映像でした。地上にいると見えにくい問題も、空から見ると分かることがある。俯瞰で見据える鳥の目と、問題の細部を見つめる虫の目。ハゲタカと人間がタッグを組む、画期的なアイデアですね。

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