“私たち”なしで、“私”は存在しない。仲間と大自然とボード、その全てに感謝するサーフィン魂を唱える動画

プロサーフィン世界最大の運営組織、ASPワールド・チャンピオンシップ・ツアーをサポートすることとなったサムスンが公開した映像が、公開からわずか5日間で230万回も再生され話題となっています。

仲間に感謝して。

映像が始まると、静かに流れるリリック。じっくり辿っていくと、サーフィンというスポーツの見解が変わるかもしれません。

「友達、スポンサー、そしてファンのみんなに、感謝を込めて。」

ボードにも、ありがとう。

サーフィンする上で体の一部にもなりうるボード。そんなボードにも敬意を払います。

よくないボード、安いボード、様々なボードに、ありがとう。

垣間見る天国と地獄

サーフィンすると嫌でも目の当たりにする数々のハプニング。

痛み、パラダイス、天国と地獄、そしてその狭間に見えるものに、ありがとう。

そばにいる全ての人々へ、ありがとう。

いつも近くで見守ってくれる仲間がいるからこそ、続けられるのです。

ヤル気をアップ、ダウンさせたり…そんな全ての人々にありがとう。
あなたがいないと、何も始まらない。

そして、この映像に込められたメッセージがこちら。

そこには“個”というものがなく、エゴがなく、1人のヒーローだけへの祝福もない。次のレベルへは、1人の力では行かれない。“私たち”という存在がなければ、“私”は存在できない。

ブラジルのプロサーファー、ガブリエル・メディーナを初め、数々のプロサーファーも登場するサムソンのCMでした。サーフィンというスポーツは個人プレーのように見えて、こんなにも仲間との連結が必要なものだと、この映像で教わった気がします。そして仲間だけではなく、ボードという道具、自然、全ての環境、起こりうることに対しても敬意を払うこと。このサーフ魂、私たちの日常にも応用できそうですね。