“泣ける幸せ”も実はある…予防接種で泣く子どもは、実は幸せな子どもたち

子どもが泣いていると、聞いている大人まで切なくなってしまいます。もし道端で子どもが泣いていたとしたら、ほとんどの人は声をかけてどうしたのか聞いてあげることでしょう。しかし、泣いたとしても仕方のない瞬間というものが存在します。

大声で泣く幼い子たち

ボロボロと涙を流しながら、大声で泣く子どもたち。3~4歳でしょうか。男の子も女の子もいます。

ここでこんなテロップが入ります。

Make a child cry.(子どもを泣かせてください)

悲しいのではなく、痛くて泣いていた子どもたち

一体この子どもたちはなぜ泣いているのでしょうか。実は予防接種などの注射を受けて泣く子どもたちの姿。悲しくて泣いているのではなく、痛くて泣いていたわけですね。

本当に切ないのは、医療を受けられない子どもたち

子どもの泣く姿は切ないとはいえ、泣かずに済んでも医療を受けられない子どもたちの方が、本当は比べられないほど切ないはず。そしてこんなテロップが…。

医療を受けられないことで、7秒間に1人の子どもが亡くなっています

私たち日本人が、日頃何とも思わずに普通に受けている医療。しかし世界的に見ると、まだまだ普通のことではないようです。たった一本の注射で助かったはずの子どもたちがいるということはとても悲しい現実…。

世界中では年間400万人もの子どもたちが適切な医療を受けられずに死亡し、それ以外に数百万の子どもたちが暴力や貧困などで亡くなっているといいます。一人でも多くの子どもたちが救われるには、どうすべきなのか。課題は山積みです。

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