【実験映像】無駄に流れ続ける水を見たら、あなたならどうしますか?

毎年3月22日は、国連が定めた『世界水の日』。日本では蛇口を捻ればいつでもキレイな水が出てくることが当たり前ですが、世界では約9億もの人々が汚れた水を飲み、25億もの人々が衛生的なトイレを利用することすら出来ないのが現状です。

そんなキレイな水の大切さを、私たちはどれほど実感しているでしょうか?そこで歩道に水道を設置し、水を流しっぱなしにすると、人々がどう反応するか実験してみました。水を止めるか、見過ごすか…どちらでしょう?

流れっぱなしの水道水

道路に設置された水道水。勢いよく水が流れっぱなしになっています。その流水音から、人々はチラチラと視線を向けますが…。

待てども待てども…

しばらくその状態で待ちましたが、誰も水を止めようとはしません。気に掛ける人は多いようですが、実際に止める、という行動には移れないようです。

そして時は流れ、何千リットルもの水も流れました。その水で何が作れるか、と言うと

40リットルで食パン1枚
70リットルでリンゴ1つ
2400リットルでハンバーガー1つ

こんなにもの水が流れ落ちてしまいました。しかし流れ続けると思っていた水は、徐々に人々を行動へと駆り立てます。

水を止める人々続出

見かねた人々が、蛇口を閉じて水を止める、という行動に出始めました。すると、フラッシュモブのごとくどこからかスタッフが登場、水を止めてくれた人にマントをつけ、その行動を称賛します。

“よい事”をして褒められて、皆さんとても嬉しそう。自分の行動を褒め称えられることによって水の大切さも実感し、意識も変わるのではないでしょうか。

トルコの水道ポンプメーカー、“Standart Pompa”の映像でした。春先のまだ肌寒い日に、手をポケットから出したくもないし、冷たい水に触れるのも躊躇しますよね。自分だったらすぐに止められるか、考えてしまいました。ちなみにこの実験で流れた水は、無駄にされていないようです。

(参考サイト:DIGITAL SYNOPSIS

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る