「グラスの楽器」が奏でる世界。演奏の余韻をグラスで楽しむ、“グラシカル”コンサートが素敵!
クラッシック演奏会。それは日常から離れ、瞬時に鳴っては消えていく音と向きあう、神聖な時間。じっくりと心から音に寄り添い、響いた音色は心の奥深くに、大切にしまわれていくことでしょう。そんなコンサートの余韻を楽しむ、「グラスの楽器」を使ったグラシカルコンサートが開催されました。グラスに入った氷に注目です!
大小様々なグラスと氷
とっても素敵な、音符をかたどった氷。そして、サントリーホール内で実際に調律されたグラスを準備して、演奏会の準備は完了です。
グラスを手に
素晴らしい演奏の後、ロビーに出ると目に入ってきたグラスの数々が、お洒落に着飾ったお客さんたちの目を捉えます。そして皆、グラスを手に取ります。
つい先ほどまでは“聴く側”の人でしたが、今は“奏でる側”の人に。皆さんとても楽しそうです。
皆で奏でる「乾杯の歌」
演奏の余韻を楽しむべく、グラスを掲げて合奏します。楽曲は“乾杯の歌”。グラスと氷のぶつかり合う、透明感溢れる音がなんとも素敵です。皆、グラスを揺すりながら歓声を上げ、楽しかった時間を共に喜び合っています。
フィナーレでは、サントリーホールのステージで乾杯。チーンと鳴り響く繊細な音に感動していると…。ちょっとしたお咎めが!?
映像に参加された指揮者、佐渡裕氏はこう語ります。「音楽に感動した記憶は一生続いて宝物のように残るはず。そして、このグラスと氷のように、ちょっとした遊び心でさらにはっきりと記憶に残るものになっていくのではないでしょうか。」最後に、手にしたグラスを傾け鳴り響いた音に思わず、「いい音してますね。」と。
音声と共に、グラスと氷の素敵なハーモニーをぜひお楽しみください。
(参考サイト:YouTube)
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