公開10日で9000万再生!動物を救う人々のステキ映像に込められたメッセージとは?
マンホールへ体半分突っ込んで、男性が何やらしているこの場面。そこには小さな動物の命を身を挺してかばう人々の美しい姿がありました。
「アニマルズ オーストラリア」の従業員が、仕事から帰宅後に自宅で制作したというこの映像。マーケティングチームによるものでなく、従業員自らの意志で制作されたものだといいます。そこにはどんなメッセージが込められているのでしょうか。
ひな鳥を救え!
まずはひとつ目の場面。逆さまになって、男性がマンホールに頭から突っ込んでいます。その両足を必死に押さえる二人の男性。周囲が「オーマイガー!」を連呼する傍ら、肩に擦り傷を負いながら男性が手中に収めたものは、『小さな雛鳥』。決して自力では這い上がれない尊い命を救った、感動的な瞬間です。
お散歩中の親子を守れ!
次はこちら。車道をのんびりと、アヒルの親子が横断しています。放っておいたら必ず轢かれてしまう…。そんな『心配な気持ち』で率先して行動を起こす人々。親子の先頭に立って、走る車を止めながら誘導します。
映像制作の真意とは?
公開10日で約9000万回再生されたこの映像。ラストはこんなメッセージで締めくくられています。
『優しくすることはスバラシイ。』もしこの映像をみて微笑んでくれたなら、皆にシェアしてください。
その一方で素晴らしくないこと・・・それは、アヒルを遊びで撃ち殺すことです。
実はこのビデオ、豪ヴィクトリア州の労働党へ、“アヒルへの射撃に関するポリシーを変えてもらいたい要望”を伝えるべく制作されたものなのです。そしてこの映像をもとに、「空を飛ぶ水鳥を射撃する“スポーツ”から、鳥を守りたい」と、多くの人々の気持ちがひとつに。
心ない人々による悲しい現実を変えるべく、野性動物の保護という逆説映像で共感を得ることに成功したようです。
(参考サイト:YouTube)
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