驚愕必至! ドライバーの命を懸けた安全性能テストが凄い
アメリカ南西部のカリフォルニア州にあるモハーヴェ砂漠。韓国最大手の自動車メーカー・ヒュンダイが所有するこの広大な土地で、ドライバーズ・アシスト車の度肝を抜く安全性能テストが行われました。
「言葉よりも行動で示す方が説得力があるものだ。私たちの命をかけて、ドライバーズ・アシスト車の性能を確かめてみよう。」と意気込みを語るスタントマン6人が、自動車6台を使って実証実験をスタートします。
まず始めは、Lane Keeping Assist system(レーン・キーピング・アシスト・システム)の実験。フロントウィンドウなどに装備されたカメラにより、高速道路走行時などで白線や黄線を感知し、車線から外れる場合ステアリングを自動に操作するシステムです。
次々と運転手が不在になる車
このシステムの性能をテストするべくドライバーらは、走行する自動車から後方のトラックへと次々にジャンプして飛び移り、5台の車はドライバー不在となります。残る1台の車もドライバーは目隠しをして、両手を胸にクロス。ハンドルに一切触らないという状態になり、まさに命がけの実験が繰り広げられます。
自動車に命が吹き込まれたかのような自動走行
無人の車と目隠しドライバーが乗車する車は、ワルツの3拍子に合わせてなんとも優雅に自動走行します。カーブに合わせてハンドルをクルッと回したり、左後方からの車を感知して右寄りに動く様など、まるで車に命が吹き込まれたかのような走行には脱帽です。
そしてクライマックスは自動ブレーキテスト。最前列のトラックに急ブレーキがかかると、続く6台も次々と自動に急ブレーキがかかり、間隔を開けてピタッと自動停止したのです。
成功に喜び抱き合うスタントマンたち。そして唯一車に乗っていた男性も、目隠しを取りながら一言。
「I guess it works.(ちゃんと機能するようだねぇ。)」
命がけの末にサラリとこのセリフ。なんともカッコいい!
そして、この実証実験動画に様々なコメントが寄せられています。
「これはすごい!夕方5時の帰宅ラッシュに、僕の代わりに運転してもらいたいよ!!」
「こういう実験には本当に驚かされるわ。」
「近い未来、コンピューターのほうが人間よりも運転が上手くなってしまうかも??」
人の代わりに自動で運転してくれるというテクノロジーに関心させられますが、それを命がけのスタントを通じてPRする姿勢に驚きです。この宣伝手法、日本だと確実に自主規制でしょうね。
(参考サイト:YouTube)
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