ふるさと納税にも体験型コンテンツの波 返礼品に「マグマやきいも電車」乗車券
クリエイティブカンパニーのAfro&Co.と⿅児島市がコラボレーションし、体験型イベント「マグマやきいも電⾞」を2026年2月に開催すると発表しました。あわせて2025年12月18日(木)より、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」にて、先着30枚限定で乗車券が返礼品として登場しています。

「マグマやきいも電車」は、2026年2月に鹿児島市内を運行する体験型路面電車。鹿児島市内を走る路面電車の車内で、4種類の焼き芋を食べ比べながら市内を巡る、鹿児島ならではの体験型コンテンツです。

外観には鹿児島市のシンボル「マグマシティ」をモチーフにしたLED装飾が施され、車内も赤と青のライトで彩られた非日常的な空間になっています。交通局を出発し、鹿児島中央駅や天文館、市役所前など市内中心部を巡るルートを走行し、参加者はガイドの案内を聞きながら街の風景を楽しみます。
2024年の開催時には定員480名に対して5,000名以上の応募が集まり、当選倍率が約11倍となるなど、注目度の高さがうかがえます。

今回の取り組みで特徴的なのは、人気企画をふるさと納税の返礼品として展開している点です。通常は抽選制となる乗車券を、「乗車確約」として提供することで、鹿児島市を訪れる機会を創出します。

納税して終わりではなく、実際に現地へ足を運ぶきっかけを提供し、地域の魅力を体験してもらう企画は、地域プロモーションとして踏み込んだ施策です。
サツマイモの生産量日本一を誇る鹿児島の食文化と、100年以上の歴史を持つ路面電車という、地域の特色をうまく掛け合わせた観光企画。ふるさと納税を活用したプロモーション例として、他の自治体にとっても参考になりそうです。
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