Duolingoが“コンビニ”をオープン? 渋谷に日本初ポップアップストア登場

語学アプリ「Duolingo」が、東京・渋谷に“コンビニ”をテーマにした日本初のポップアップストア「DUOMART」を開きます。開催期間は2025年12月18日(木)から30日(火)の12日間。アプリの特性と日本の象徴的カルチャーを重ね合わせたユニークな体験設計が特徴です。

開催場所は12月5日(金)の正式発表に先立ち、12月1日(月)から4日(木)の間に渋谷の電柱広告で“ヒント”として掲出。街中に散らばる手がかりを探すプロセスで、SNS投稿の誘発を狙いました。

“いつでも学べる”をリアル空間へ翻訳したコンセプト

Duolingoはこれまで「いつでも、どこでも、楽しく学べる」学習体験を提供してきました。「DUOMART」は、このブランドの本質を“24時間365日開いているコンビニ”という日本の生活文化に投影。

アプリの「いつでも学べる」という価値と、コンビニの「いつでも立ち寄れる」という特性を重ね、Duolingoが“日常のそばにある存在”だと訴求します。

年末のアクティブ率低下に備える文脈設計

Duolingoでは、年末の繁忙期やクリスマスに伴いアプリのアクティブ率が下がりやすいという傾向があるそうです。「DUOMART」はそのタイミングに合わせて、学習を思い出しやすい“日常的なモチーフ”を活用することで、休眠防止のきっかけづくりを狙っていそうです。

来場者は日常に溶け込むグッズや仕掛けを通じて、アプリを開く動機を自然に思い出せるでしょう。購入を目的とした店舗ではなく、日常の延長でキャラクターや学習の世界観に触れられる“立ち寄り型体験”である点が特徴的です。

キャラクターの“リアルな魅力”を届ける場

近年のDuolingoは、緑のフクロウ“デュオ”の個性豊かなSNS発信や、「デュオどすこい相撲大会」など、キャラクターの立ち位置を強化する取り組みを続けてきました。

「DUOMART」では、デュオをはじめ、リリーやオスカーなどアプリ内の人気キャラクターの世界観をリアルの場に持ち出し、ファンが写真やグッズを通して触れられる機会を提供。キャラクターを中心としたコミュニティー形成を進めるなかで、実際の物理空間での接点を追加することは、ブランドの親近感を強化する役割を果たします。

ブランド体験を日常に、Duolingoの新しいアプローチ

「DUOMART」は、日本文化への理解と、Duolingoが掲げてきた“楽しく・続けたくなる学習体験”を掛け合わせた施策。コンビニという身近な生活導線にキャラクターの世界観を重ねることで、アプリへの気づきを自然に促し、継続利用の動機を生み出しています。

アプリ外での体験価値を拡張し、ブランドの親近感と接点を広げる試みとして注目される事例です。

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