新たな地元広告媒体として機能し、指宿から地域愛を育む「おまだれ」カードゲーム誕生
合同会社Yubiyadoのゲームスタジオ「ユビヤドゲームス」は、笑いながら鹿児島県指宿市の店舗名を覚える新感覚カードゲーム「お前だれだよ!!!オクラだよ!!!」「お前だれだよ!!!カツオだよ!!!」を2025年11月21日(金)に発売します。
「おまだれ」は、山札から引いたカードにプレイヤーが自由に名前をつけ、それを記憶し、後から正しく呼ぶというシンプルな記憶力ゲームです。思いもよらない名前がついたり、同じカードを何度も引いて名前が思い出せず、思わず「お前だれだよ!!!」と叫んでしまったり……。記憶力だけでなく、命名のセンスやコミュニケーションが勝敗の鍵を握る、笑いの絶えないゲーム体験となることでしょう。

今回のゲームの開発の背景には、移住者だからこそ気づくことができた観光地の課題があったといいます。魅力あふれる観光地の指宿ですが、雨の日や夜の過ごし方には選択肢が少ないという現実が……。そこで、「天候に左右されずに指宿を楽しめるコンテンツを」「若い世代に地域への愛着を持つきっかけを」という想いから、地域の課題と向き合い、世代を超えて楽しめるご当地アナログゲームの開発がスタートしました。
「おまだれ」カードゲーム最大の特徴が、地域の店舗や企業名がそのまま記載された「スペシャルネームカード」。ゲーム中では大逆転を狙える重要カードとして機能し、プレイヤーは何度もその名前を呼ぶことになります。

子どもから大人まで、遊びながら自然と地域の店舗名を覚え、親しみを感じられる効果を狙ってのこと。また、地域事業者には新たな広告の場を提供することにもなり、地域経済の循環にも貢献するというwin-winの仕組みを実現しています。
そんな「おまだれ」ゲームの開発秘話は、ユビヤドゲームスのInstagramでも公開中。実際に研修や勉強会、授業などのアイスブレイクツールとしても活用されているといいます。そんな好評を得て、今後は指宿にとどまらず、他地域での展開も視野に入れ、地方都市の周遊と魅力の掘り起こしを目指すという展開も視野に活動しているそうです。


そして、最終目標は、ゲーム×観光の「ユビヤドクエスト」構想。ゲームの要素や仕組みをゲーム以外の分野に応用し、人びとのモチベーションや意欲を高める手法である、ゲーミフィケーションを活用しようというものです。指宿市の課題である「滞在時間の短さ」と「行動範囲の狭さ」を、このゲーミフィケーションを通じて解決し、地方の活性化と魅力向上に貢献していくことを見据えています。
指宿の地域課題を解決する手法として採用された、アナログカードゲーム「おまだれ」。シンプルなルールで子どもから大人まで楽しく遊べるゲーム設計のほか、地域の店舗名を連呼することで自然と記憶に定着させてくれるという広告効果が秀逸です。
PR施策において、まずは視認してもらうための創意工夫をあの手この手で行ないますが、やはり肝心なのはそこから先の記憶への定着率でしょう。それをゲーム活用で楽しみながら実現させてしまうというアイデアを入り口として、今後もどのようなゲーミフィケーションを実現させていくのか、今後の展開にも期待が高まる取り組みがありました。
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