新聞広告ならではの表現、都道府県の名物をほぼ原寸大で掲載「ほぼじっすん、しんぶん。」

日本新聞協会広告委員会は、2025年10月15日(水)からの新聞週間にあわせ、10月18日(土)までの間でタレント・ゆうちゃみさんがアンバサダーを務める新聞広告統一PRキャンペーン「ほぼじっすん、しんぶん。」を実施します。

新聞協会は1948年、10月15日から21日までの1週間を「新聞週間」と制定。報道の使命と責任をあらためて考えるとともに、報道の機能と役割を広く再認識してもらうことを目的に、さまざまな取り組みを実施してきました。また、「新聞広告の日」は、新聞協会が1958年、日ごろの広告出稿に感謝するとともに、新聞広告を広くPRする目的で、10月20日を制定したものです。

ウェブサイトやSNSではわからない情報のひとつが、“実寸”。誰もが写真や画面を通して見たことはある、けれども実際のサイズは現地で見なければ分からない、日本各地の建造物や特産品……これらの「本当はこんな感じなんだ!」という感覚を伝えられたら面白いというアイデアが発端となり、同企画が実施されました。

新聞は読者に毎日届けられる媒体のなかでは、もっとも面積が大きなもののひとつです。しかしながら、インターネットのほぼ“無限”とも言える情報量に対し、新聞1ページという枠に載せられる情報は“有限”です。

そこで、この新聞1ページというサイズのインパクトを生かしたクリエイティブの可能性を追求。各地域を象徴する建造物や特産物を掲載することで幅広い世代からの興味を育むことで、地域への愛着を醸成し、新聞広告の魅力向上を目指すキャンペーンとなっています。

各紙に掲載する紙面のデザインは、都道府県ごとに切り替え、特設サイトでは他の都道府県のビジュアルを見ることもできます。特設サイトは、10月14日(火)から2026年1月15日(木)まで閲覧可能です。

今回、PRアンバサダーとなったモデル・タレントのゆうちゃみさんは、100万フォロワー(2025年10月現在)を持つ自身のTikTokでショート動画を配信。YouTubeにはインタビュー動画をアップロードし、特設サイトでも公開されました。一連の取り組みは、若年層へのPRとSNSでの拡散を図るものです。

今回のキャンペーンに参加するのは、全国の新聞協会会員である76紙。朝日新聞・毎日新聞・読売新聞・日本経済新聞・東京新聞・産経新聞・報知新聞・日刊工業新聞・日刊スポーツ・水産経済新聞・北海道新聞・釧路新聞・苫小牧民報・函館新聞・東奥日報・陸奥新報・デーリー東北・岩手日報・岩手日日新聞・河北新報・秋田魁新報・北羽新報・山形新聞・荘内日報・福島民報・福島民友新聞・茨城新聞・下野新聞・上毛新聞・埼玉新聞・神奈川新聞・千葉日報・山梨日日新聞・静岡新聞・信濃毎日新聞・長野日報・南信州新聞・中部経済新聞・中日新聞・東愛知新聞・岐阜新聞・新潟日報・北日本新聞・北國新聞・北陸中日新聞・福井新聞・日刊県民福井・伊勢新聞・夕刊三重・京都新聞・神戸新聞・デイリースポーツ・奈良新聞・紀伊民報・山陽新聞・中国新聞・日本海新聞・山陰中央新報・島根日日新聞・山口新聞・宇部日報・徳島新聞・愛媛新聞・高知新聞・西日本新聞・佐賀新聞・長崎新聞・熊本日日新聞・大分合同新聞・宮崎日日新聞・夕刊デイリー・南日本新聞・沖縄タイムス・琉球新報・八重山毎日新聞・宮古毎日新聞となっています。

日本国内での新聞の購読者数は年々減少傾向にあります。2024年10月時点で、日本新聞協会の加盟新聞発行部数は合計約2,661万部となり、前年比6.9%減と、25年間で約半数に減少。インターネットの普及やさまざまなSNSの登場により、情報を獲得する手段もデジタルが主流となっていることが背景にあります。

そんななか、日本新聞協会が実施する今回のPRキャンペーンは、新聞という紙媒体の特性を存分に活かしながら、特設サイトやSNSでの動画コミュニケーションなど時代にフィットした施策となっています。

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