江崎グリコが手掛ける冷凍幼児食ブランド「cotote(コトテ)」誕生

江崎グリコ株式会社に、初の冷凍幼児食ブランドとなる「cotote(コトテ)」が誕生しました。2025年9月30日(火)から、グリコダイレクトショップ内のcotote公式サイトにて発売しています。

cotote誕生の背景には、子育てをする人の「子どもにたくさんの食材を経験して、食を楽しみ、将来のゆたかな食習慣の基礎を身につけてほしい」という大きな願いに応えると同時に、「忙しい日々のなかで食事の準備に追われ、子どもとゆっくり食卓を囲む時間が取れない」という悩みをなくしたいという思いがあったといいます。

ブランドの名前cototeには、食事を通して生まれる食卓のコミュニケーションと、それによって生まれる家族の時間を「子どもと手をつないで一緒に作る」というメッセージが込められています。

ブランド開発にあたっては、1〜3歳児を持つ共働き家庭で、子どもの食事作りに関与している男女各200名を対象に独自調査を実施。そんな「親子の食卓の実態調査」によると、子どもの食事で大切にしたい要素として「栄養バランス」の回答割合が74.5%と最も高い結果となりました。一方で子どもの成長のために栄養バランスを意識した食事を”ほぼ毎日”実現できている人は、わずか15.8%にとどまりました。

親御さんが食事を通じて子どもの成長をサポートしたいと思いながらも、時間や余裕のなさから実現することが難しいという理想と現実の食卓のギャップに悩んでいることが示唆されています。

【調査概要】調査期間:2025年9月5日(金)~9月8日(月)/調査手法:インターネット調査/調査対象者:全国の1〜3歳児を持つ共働き家庭で、子どもの食事作りに関与している男女各200名(計400名)

cototeは、すべて国産の野菜を使用し、1食で10種類以上、全メニューを通じて50種類の素材を体験できる、彩りゆたかな冷凍幼児食。子どもの噛む力に配慮され、発育に合わせた固さや大きさの素材を使用することで、しっかりと噛んで食べることができます。

現在、1歳から1歳半頃までの「STEP1」メニューは全8種類、1歳半頃から3歳になるまでの「STEP2」メニューは全6種類を展開。今後もラインアップを順次拡大していく予定となっています。

江崎グリコは、幼児食の概念や製品などが定着していなかった1990年代初期から幼児期の食事の重要性に着目し、1995年に「1歳からの幼児食」シリーズを発売しました。そこから30年にわたり、幼児食カテゴリーのパイオニア企業として、食卓から子どもたちのすこやかな成長を支えてきた実績があります。

そんな江崎グリコから誕生した、初めての冷凍幼児食ブランドcotote。さまざまな食材に触れつつ、1歳頃から3歳になるまでの成長に合わせた食感や味付けを実現しています。また、子どもが食事を楽しみ、50種類の素材を自然と好きになるために彩りにもこだわっているところもポイントです。定期コースも用意され、それぞれの家庭の事情に合わせてうまく取り入れやすいものとなっています。

少子化が叫ばれるなか、子ども向けの商品やサービスは大きな展開が難しくなっている傾向もあるでしょう。しかし、食に関しては親の意識や需要も高く、便利さだけでなく安心安全なものを選びたいもの。また、子ども時代に形成された食傾向は大人になってからも影響があることを考えると、長く江崎グリコブランドを愛してもらえる生活者のファーストステップをサポートするという意味合いも感じられます。

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