「ずっとCMっぽい言い方に憧れていたとです」車両売買サービスCMにヒロシを起用

中古バイク・車両の売買サービス「カチエックス(KATIX)」が、2025年9月8日(月)からフジテレビ(関東ローカル)にてテレビCMの放映を開始しました。このCMには、芸人のヒロシさんが出演しています。

ヒロシさんは、2000年代に自虐ネタで一世を風靡し、近年はソロキャンプをテーマにしたYouTube活動でも再び注目を集めました。CMでは、かつてのネタを思わせる語り口で「カチエックスです……」と登場。

ネタが続くかと思いきや、従来のイメージとは異なる意外な展開を経て、「ずっとCMっぽい言い方に憧れていたとです」と締められ、ヒロシさんの新たな一面を見せる内容です。

このCM出稿には、カチエックスが新たに自動車買取事業を開始したことを伝え、従来のオートバイに特化していたサービスを拡張した点を印象づけたいことは明らかです。

そこで、過去に強い印象を残した芸人であり、名前やネタを覚えている人が多く、短時間のCMでも視聴者の注意を引きつけやすいヒロシさんを起用。また、現在も活動を続け、YouTuberとして脚光を浴びたことから、懐かしさだけでなく「今も活躍している」という印象を持たれやすく、幅広い層にアピールできる存在といえます。

さらに、控えめで親しみやすいヒロシさんのキャラクターと、ユーモアを交えながらも過剰にならない表現で、同社と、そのサービスを自然に印象づけました。

なお、ヒロシさんのネタで使用されていた楽曲「ガラスの部屋」(ペピーノ・ガリアルディ)は、今回のCMでは使用されていないようです。楽曲の選定に関しては、少しの違和感を覚えさせることで新たな印象を与えることを意識した結果かもしれません。

サービスの認知拡大やブランドイメージの形成において一定の効果を期待してのタレント起用。このCMでは、起用タレントの個性を活かしながら、視聴者との接点を広げる役割を果たしています。

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