トレインジャックにスタンプラリー 英SSWが“エド“繋がりのタイアップPRを展開
イギリスのシンガーソングライター、エド・シーラン(Ed Sheeran)が、2025年9月に発売する最新アルバム『PLAY』のリリースにあわせて(日本版は9月12日(金)発売)、都営大江戸線とコラボレーションしたキャンペーン「Oh!Ed!」を、9月8日(月)から実施します。
この施策は、東京の名所を結ぶ地下鉄と、世界的アーティストが「エド(江戸/Ed)」という名称と、新作アルバムと大江戸線のテーマカラーが同じ「マゼンタ」だという偶然の一致をきっかけから着想されたといいます。
キャンペーンではさまざまな施策が行われますが、まずはトレインジャックを実施。アルバムの世界観を8両編成の車両に落とし込んだというエド・シーラン仕様の特別装飾列車「Oh!Ed! ミュージアム・トレイン(メディアライナー)」を運行します。車両の装飾はすべてアーティストの世界を表現しているといい、エド・シーランの音楽キャリアやアルバム『PLAY』の制作背景、楽曲のコンセプトなどを車両ごとに展示します。
ミュージシャンによるトレインジャックは、PUSHIMが東急線をジャックした事例が7月に行われました。この「Oh!Ed!」では、トレインジャックだけでなく、スタンプラリーや特別デザインの1日乗車券といった公共交通機関とのコラボならではともいえる施策を同時展開。
また、オリジナルグッズも限定で多数販売されます。さらに、飲食店やショップとのコラボも展開。沿線の対象店舗での購入や、コラボメニューの注文で限定ステッカーがもらえる仕組みを設け、音楽ファンの回遊をうながします。
都営交通の公式セレクトショップ「とえいろ」では、限定ジャケット仕様のCDやTシャツ、キーホルダーなどのグッズが販売され、店舗外装もエド・シーラン仕様に。フォトスポットとしても楽しめる空間になるそうです。
キャンペーンの骨子は、都営交通で行われるタイアップメニューを網羅したものですが、洋楽アーティストのアルバムリリース施策としては異例の取り組みです。音楽と都市体験を組み合わせたことで、ファンとの接点を都市空間全体に広げました。
また、国内のファンだけでなく、インバウンド集客も少なからず期待できるこの取り組み。エド・シーラン本人も「このコラボが実現できて本当に嬉しいし、ぜひ楽しんでほしい」とコメントしており、音楽と東京の街を楽しむ新しいきっかけになりそうです。
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