マナーの権化でも我慢できない 中世貴族でKFCの魅力を伝えたCM
KFCのグローバルキャッチコピーである“It’s Finger Lickin’ Good”は、主に英語圏のマーケットで使用されている「指までしゃぶりたくなるほどおいしい」という意味で、PR EDGEでも過去に何度か事例を紹介しています。このたび、同フレーズをビジュアル面で極限まで体現した新作CMがカナダで公開されました。
90秒の長尺CMで描かれるのは、貴族風の一行が華やかな自宅でパーティーをする様子。大勢の給仕がクロッシュ付きのお皿を続々と運んでくるのですが、その中身はなんとKFCの定番商品たち。それを前にした貴族たちはなんとか自制しようと試みるのですが、葛藤の末、チキンにむしゃぶりついてしまいます。本能に従ってただひたすら食べるシーンは、息を呑むほどの妙な迫力に満ちています。
ラストカットでは“It’s Finger Lickin’ Good”のキャッチコピーとともに“Sorry Manners(マナーがなくてごめんね)”というフレーズが映し出され、マナーの権化とも言える中世の貴族であっても我慢できなくなるほどに魅力的であるという同社のメッセージを強烈に打ち出しています。同時公開されたOOHでもCMのワンシーンを抜き出しており、思い切りの良さが印象的な統合キャンペーンでした。
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