ミロがモーリシャスに住む少女たちに向けて公開した王道CM
食品会社大手のネスレが販売するミロは、ココア味の麦芽飲料として世界中の国と地域で愛されているロングセラーブランド。鉄分やたんぱく質が多く含まれていることや独特ながらもクセになる味わいで、日本を含むさまざまな国の子どもたちに人気の商品として知られています。
そんなミロはアフリカ大陸の東、マダガスカルの隣に浮かぶ小さな島国・モーリシャスでも販売されており、現地で公開された“ミロとしては異例”とも言える少しめずらしいCMをご紹介します。
CMの主役を務めるのは、ボクサーになることを夢見る1人の少女。どれだけ周りに笑われようと、ただひたすらにミロを飲みながら練習に打ち込むことで夢を叶えるために1歩ずつ進んでいく様子が描かれています。
映像の構成としては非常にシンプルにまとまってはいるものの、実はミロ自体はグローバルで少年をターゲットにした商品としてブランディングされており、そのパッケージに写っている少年を少女に置き換えることはできないそうです。
「ミロは決して少年専用の商品ではない」という考えのもと、パッケージを変えることができないのであればCMの主役を少女にしてみようと試みたのです。
統一されたブランディングを行うためにさまざまなレギュレーションが存在するグローバルブランド……そんなブランドを各地域に最適な形で訴求するために時には思い切ったクリエイティブジャンプを行う必要があるというアプローチが印象的なCMでした。
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